大阪市教育委員会は2024年11月21日、外国につながる児童生徒の受入れや共生のための教育推進事業 日本語指導員（有償ボランティア）の追加募集を公表した。登録期間は登録日から2025年3月31日。必要書類を大阪市役所へ郵送または持参する。

　採用予定職は、2024年度（令和6年度）日本語指導員（有償ボランティア）の追加募集で、大阪市教育委員会事務局 指導部所管事業における日本語指導員。登録期間は、登録日から2025年3月31日（年度末に更新あり）。

　登録条件は、子供への理解が深く、大阪市の教育方針に協力できること。「教員として義務教育段階での学校に勤務経験がある」「教員免許を所持している」「日本語教師養成講座において420時間以上の教育を受け、大学および研修の実施機関が発行する証明書などを有する」「大学または大学院で主専攻あるいは副専攻の日本語教育科目を履修し、大学が発行する証明書などを有する」「通信による日本語教育科目を履修し、大学が発行する証明書などを有する」「日本語教育能力検定試験に合格している」「文部科学省が実施する日本語教員試験に合格している」のいずれかに該当すること。

　おもな活動内容は「初期日本語指導を終えた小学5年生から中学3年生の児童生徒への教科における日本語指導」「大阪市に編転入してきた日本語指導が必要な児童生徒への日本語指導および学校文化を理解するための指導」「活動に係る準備および報告の作成」など。

　活動場所は、大阪市立の小中学校、義務教育学校または大阪市内4か所の共生支援拠点のいずれか。活動時間は、週15時間を最大としてスケジュールを調整し決定する。なお、活動に係る準備および報告書の作成などは活動時間に含まない。また、登録をもって活動が保障されるものではない。報償金は、1時間につき2,500円（交通費を含む）。原則活動月の翌々月までの支払いとする。

　登録方法は、必要書類を角形2号封筒に入れて、「日本語指導員登録関係書類在中」と朱書き後、「大阪市教育委員会事務局 指導部 教育活動支援担当 人権・国際理解教育グループ」まで簡易書留にて郵送または持参する。受付時間は、午前9時半から午後5時（土・日・祝日を除く）で、随時募集している。

　応募書類を受付後、1週間以内をめどに応募者本人にメールまたは電話にて面接日程などの連絡が入る。申込後10日経っても連絡がない場合は、大阪市教育委員会事務局 指導部 教育活動支援担当（人権・国際理解教育グループ）に連絡する。

　オンラインによる事業説明（15分）および面接（15分程度）を実施する。日時は、平日午前10時から午後5時の間。面接の結果により、登録の可否を判断する。登録の可否結果は面接終了後、1週間以内をめどに応募者本人にメールにて通知する。なお、面接後10日経ってもメールがない場合は、大阪市教育委員会事務局へ連絡する。登録が可になった場合は、「口座振替申出書」「個人番号（マイナンバー）提供用紙」を提出する。詳細は、Webサイトより確認できる。

＜宮内みりる＞

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