東京理科大学は2024年11月18日、公立はこだて未来大学と教育・研究等に関する包括連携協定を締結した。この協定は、両大学が連携協力して教育研究活動の一層の充実と質の向上を図ることにより、学術の発展と人材の育成に寄与することを目的としている。
この協定の背景には、両大学が持つ教育研究の強みを生かし、相互に補完し合うことで、より高い教育の質を提供するという狙いがある。特に、デジタル人材の育成が重要視されており、情報系分野を担う人材の育成を主眼とした学部・学科の新設が計画されている。
今後、東京理科大学が設置構想中の「理学部第一部 科学コミュニケーション学科(仮称・2026年度開設予定)」との連携を見据え、単位互換や学生同士の協働の機会を設けることなどについて検討していく予定。この協定を通じ、両大学における幅広い活動、および地域におけるデジタル人材育成に貢献する取組みを推し進めるとしている。
なお、設置計画は予定であり、内容は変更になる場合がある。関連情報として、情報系分野を担う「デジタル人材」の育成を主眼とした学部・学科の新設についての設置構想が2024年4月に発表されている。また、東京理科大学「理学部第一部 科学コミュニケーション学科(仮称)」「創域情報学部(仮称)」の特設Webサイトも公開されている。
東京理科大と公立はこだて未来大学、包括連携協定
公開日時:2024-11-21 09:45:03
カテゴリ:教育行政/その他
- 東京理科大と公立はこだて未来大学、包括連携協定
<佐藤愛>
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