steAmは2024年11月15日、2025年日本国際博覧会「大阪・関西万博」のテーマ「いのちを高める」に基づく探究学習プログラム「GIGAスクールパソコン『地域内教材再利用』プロジェクト」を実施すると発表した。
このプロジェクトは、各自治体で入れ替えが始まるGIGAスクールパソコンを処分する前に、都市鉱山リサイクルの環境問題を中心に子供たちが探究学習を行うというもの。steAmと大阪市教育委員会、大阪市と小型家電リサイクル協定を締結しているリネットジャパンの連携事業として、11月12日よりスタートした。
プログラムは全12時間を予定。不用となった端末の解体作業を行うなど五感を活用した活動を行い、子供たちのごみやリサイクルへの関心を高める。その後、児童が自ら問いを立て、解決に向けて情報を収集・整理・分析したり、周りの人と協働したりする学習を通して思考力・判断力・表現力の育成へと繋げるねらい。
steAm代表取締役の中島さち子氏は、STEAM教育の第一人者で、大阪・関西万博テーマ事業「いのちを高める」のプロデューサー。今後、大阪・関西万博のテーマ事業シグネチャーパビリオン「いのちの遊び場クラゲ館」にて、探究学習の学習成果を発表する場の1つとして、児童によるワークショップの開催も検討中だという。
旧GIGA端末「地域内教材再利用」プロジェクト
公開日時:2024-11-18 17:45:03
カテゴリ:教材・サービス/授業
- GIGAスクールパソコン「地域内教材再利用」プロジェクト(イメージ)
- GIGAスクールパソコン「地域内教材再利用」プロジェクト、スケジュール
<川端珠紀>
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