東京書籍とフューチャーインスティテュートは、「学習者用デジタル教科書 体験＆授業づくりワークショップ」を2024年12月26日に開催する。対象は小中学校の先生および教育委員会で、デジタル教科書の体験を通じて授業での活用方法を考えることを目的としている。参加費1,000円（税込）、事前申込みが必要。

　2024年度から、学習者用デジタル教科書の導入が始まった。小中学校の英語では全校で、算数・数学では小学校5年から中学校3年までの約半数の学校に無償提供される。しかし、どのように活用すればよいかわからない、まだ触ったことがないという先生も多いのではないだろうか。そこで、同イベントでは参加者がデジタル教科書を実際に使用し、授業アイデアを考え、共有する機会を提供する。東京書籍のスタッフがサポーターとして参加し、情報交換もできる。

　ワークショップは、小学校算数と中学校英語の2つのプログラムに分かれている。小学校算数のプログラムでは、午前10時から12時30分まで、デジタル教科書の活用事例紹介や教材研究、グループディスカッションが行われる。同様に中学校英語のプログラムは午後1時30分から4時15分まで予定されている。

　参加者は自身のPCやタブレットを持参し、ブラウザを通じてデジタル教科書を体験する。会場にはWi-Fiがないため、各自でLTE端末やテザリングの準備が必要。また、ワークショップのようすは後日、東京書籍のWebサイトや機関誌に掲載される予定で、取材のカメラに映りたくない場合は事前に申し出ることができる。

◆学習者用デジタル教科書 体験＆授業づくりワークショップ

日時：2024年12月26日（木）

Program1 小学校算数：10:00-12:30

Program2 中学校英語：13:30-16:15

会場：TOPPAN小石川ビル 2F 会議室（東京都文京区水道1-3-3）

対象と定員：小中学校の先生・教育委員会（各回定員30名）

締切：2024年12月25日（水）

参加費：1,000円（税込）

申込方法：Webサイトから申し込む

＜佐藤愛＞

reseed （リシード）公開URL：https://reseed.resemom.jp/article/2024/11/15/9812.html