東京都教育委員会と武蔵野音楽大学は2024年11月6日、東京都庁にて連携協定を締結した。武蔵野音楽大学の専門的な教育力・研究力を、都内公立中学校などの学校部活動の地域連携・地域移行の実現に向けて生かしていく。
武蔵野音楽大学は、1949年に認可を受けた日本初の「音楽大学」。建学の精神である「『和』のこころ」に基づき、「音楽芸術の研鑽」と「人間形成」を教育方針に掲げ、長きにわたり優秀な人材を輩出し続けている。
今回、東京都教育委員会と武蔵野音楽大学は、連携協力に関する協定を締結。武蔵野音楽大学の音楽分野における専門的な教育力および研究力を活用し、東京都内の公立中学校などの部活動の地域連携・地域移行の実現に向けた支援を図る。
具体的には、「部活動の地域連携・地域移行における調査・研究に関すること」「中学生が参加できる地域クラブ活動についての検討に関すること」「東京都教育委員会が実施する部活動の地域連携・地域移行に係る事業における、武蔵野音楽大学の専門的な教育力の活用に関すること」「学校部活動および地域クラブ活動において指導ができる、学生の確保に関すること」「協定の目的達成に必要な事業に関すること」について連携していくという。
都庁にて行われた締結式では、武蔵野音楽大学の学長ら5名と、東京都教育委員会の教育長ら5名の計10名が出席。武蔵野音楽大学の福井直昭学長は「東京都教育委員会との協定により、本学が音楽を通した社会貢献に一層携わることができることを大変光栄に存じます」と話した。
東京都×武蔵野音大が連携協定…部活動の地域移行
公開日時:2024-11-13 16:45:04
カテゴリ:教育行政/教育委員会
- 東京都×武蔵野音大
- 画像出典:東京都教育庁指導部指導企画課
- 武蔵野音楽大学 福井学長(左)と東京都教育委員会 坂本教育長(右)
- 画像出典:東京都教育庁指導部指導企画課
<木村 薫>
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