視覚情報で記憶定着…駿台、高校向け新学習ツール

公開日時:2024-11-06 13:15:04  
カテゴリ:教材・サービス/授業

ビジュアル化された視覚的なイメージを組み合わせて学習
ビジュアル化された視覚的なイメージを組み合わせて学習
管理者側で生徒の学習状況を一元管理できる
管理者側で生徒の学習状況を一元管理できる
 駿河台学園は2024年11月6日、Diversity Studyの協力のもと、日本国内の高等学校向けに「駿台ビジュアル記憶シリーズ」の提供を開始すると発表した。同コンテンツは、文字情報に加え、視覚情報を活用することで、効率的に記憶を定着させることを目的とした新しい学習コンテンツ。

 駿台ビジュアル記憶シリーズは、従来の単語帳アプリや紙の単語帳とは異なり、学習する単語や語句をイメージ画像やイラストと組み合わせて学習する。タブレットやスマートフォンを利用し、視覚情報を通じて具体的なイメージを形成することで、印象的な記憶を促進する。これにより、単語や語句の意味をより深く理解し、効率良く記憶定着させることが可能となる。

 駿台ビジュアル記憶シリーズは、モノグサが提供する記憶定着アプリ「Monoxer」のプラットフォームを活用する。Monoxerは学習者の記憶度を分析し、個々の進捗に合わせた学習スケジュールを自動生成するため、最適なペースで記憶定着を図ることができる。視覚情報を活用した記憶定着の仕組みとMonoxerのシステムの相乗効果により、高い学習効果が期待される。また、アウトプットのための小テスト機能も搭載されており、Web上で生徒の学習状況の管理が可能となる。

 2025年1月より、全国の高等学校を対象に英単語と古文単語のコンテンツ提供を開始する。英単語は、一般私立大向け「基礎編」、一般私立大向け「中級編」、旧帝大・難関国公私立大向け「上級編」の3レベル構成。さらに2025年度中には、現代文や化学、生物、地学、日本史、世界史、地理、公民など幅広い科目へ展開し、シリーズ化する予定。無料トライアルとして、2025年1月から全国の高等学校に無償提供する。
<佐藤愛>