日本語教師オールスター収穫祭、東京11/30

公開日時:2024-10-31 15:15:03  
カテゴリ:イベント/教員

過去の収穫祭のようす
過去の収穫祭のようす
麗澤大学国際学部/大学院言語教育研究科教授、金 孝卿氏
麗澤大学国際学部/大学院言語教育研究科教授、金 孝卿氏
引用【文部科学省】令和5年度 日本語教育実態調査結果「日本語教育実施機関・施設等数の推移」
引用【文部科学省】令和5年度 日本語教育実態調査結果「日本語教育実施機関・施設等数の推移」
日本語教師オールスター収穫祭2024
日本語教師オールスター収穫祭2024
過去の収穫祭のようす
過去の収穫祭のようす
 各種日本語研修を提供するエルロンは2024年11月30日、fabbit丸の内/fabbit会議室(東京都千代田区)にて「日本語教師オールスター収穫祭2024」を開催する。約100名の日本語教師が一堂に会し、日本語教育の未来について考える。参加費5,500円(税込)。

 「日本語教師オールスター収穫祭」は、エルロンが2021年から開催してきた「日本語教師アイディア塾」を基盤とし、国内外に広がる日本語教師ネットワークを通じて多くの教育関係者が集まる特別企画イベント。

 第4回となる今回は「オールスター収穫祭 出会おう・つながろう・はじめよう 小さな一歩で道は開ける!未来を創る日本語教師 〜学習者と共に歩む日本語教師の役割〜」をテーマに実施。新たな時代を進んでいく「日本語教師」の未来を参加者同士が共に考え、繋がりあい、これからの日本語教育の未来に向けた新たな一歩を踏み出す貴重な機会になるという。

 当日は、麗澤大学国際学部の教授 金孝卿氏による「日本語教師としてどう成長するか 教師のための『ピア内省』活動」をテーマにした講演とワークショップを実施。ほかの教師との協働的な内省を通じて、自己成長を促進する方法について考える。

 また、日本語学校での留学経験を経て、日本企業で活躍する3名の外国人(セネガル・ネパール・スリランカ)によるインタビューセッション「日本語学習経験者に問う『日本企業で働くために必要なチカラ』」では、外国人の視点から日本語教育に求める「ホンネ」に迫る。イベントの最後には交流会を予定しており、軽食・アルコール類・ノンアルコール飲料を用意している。

 2024年4月から、日本語教師は国家資格「登録日本語教員」への道が開かれたが、これは日本語を学ぶ外国人の増加に対し、日本語教師の数が不足している現状を受けてのこと。外国人材が日本での生活や就労を円滑に進めるためには、日本語教育の充実や日本語教師の地位向上、さらなる増員が急務である。エルロンは、イベントが日本語教育に携わるすべての人にとって、有意義な学びと繋がりの場となることを願うとしている。

◆日本語教師オールスター収穫祭2024

「小さな一歩で道は開ける!未来を創る日本語教師 〜学習者と共に歩む日本語教師の役割〜」

日時:2024年11月30日(土)13:00〜16:30

会場:fabbit丸の内/fabbit会議室(東京都千代田区丸の内1-8-1丸の内トラストタワーN館19階)

参加費:定価5,500円(税込)※早期割引4,400円(税込)

定員:80席

申込方法:「日本語教師オールスター収穫祭2024」のWebサイトより
<木村 薫>