成城大学(東京都世田谷区)と国立音楽大学附属高等学校(東京都国立市)は2024年10月24日、高大連携に関する協定を締結した。今後は大学の講座や行事に高校からの参加者を受け入れたり、大学教員が高校で特別講義を行ったりするなどの活動を予定している。
今回の協定は、交流と連携を通じて高校生の大学進学意識と学習意欲を高めること、成城大学の求める学生像や教育内容への理解を深め、高校および大学教育の質を向上させ、活性化を図ることを目的に締結。
今後は、大学の講座や行事に高校からの参加者を受け入れたり、大学教員が高校を訪問して特別講義を行う、教育および進路に関する情報交換を行ったりするといった活動を予定している。初年度は、特に文芸学部および文芸学部英文学科と覚書を交わし、具体的な活動に取り組むという。
協定調印後の懇談の場で、成城大の杉本学長は「成城学園では伝統的に情操教育に力を入れていて、小澤征爾氏をはじめ多くの芸術家とも所縁がある。両校は大切にしている部分が近い学校であると感じる。」とコメント。また、「入学選抜の段階だけでなく、幅広い場面で高大連携を行っていきたい。」と抱負を述べた。相互にとって、今後の教育の質向上と活性化が期待される。
成城大×国立音大附属高…高大連携に関する協定を締結
公開日時:2024-10-30 17:15:04
カテゴリ:教育行政/その他
- 協定調印後の懇談の場
- 画像出典:成城大学
- 左:杉本学長、右:大友学校長
- 画像出典:成城大学
- 左:木下学部長、右:大友学校長
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- 調印の様子/模擬授業の際の印象を語る木下学部長
- 画像出典:成城大学
<木村 薫>
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