大学入試センター・シンポジウム2024「障害者配慮―入試からはじまる、豊かな学生生活を提供するために―」が2024年11月9日、Zoomウェビナーで開催される。参加費無料、定員800名。申込みは10月25日まで、参加申込フォームより受け付ける。

　同シンポジウムは、「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」の改正法施行を契機として、入試を起点とした障害者配慮に関して現状を整理し、課題解決のヒントを提供することを目的に開催する。

　当日は、2023年度に文部科学省に設置された「障害のある学生の修学支援に関する検討会」の「第三次まとめ」の内容を確認しつつ、大学入試に求められる障害のある受験者への配慮の展望について、大学入試センターの取組みと海外の動向を紹介しながら理解を深める。中でも、今般の法改正で法的義務となった私立大学に焦点をあて、大学ごとの多様な状況における、入試の合理的配慮実施の状況や課題等について議論を展開する。一方、障害学生支援の判断で大きな役割を果たす各種根拠資料の取扱いは、特に入試配慮において重要な観点として触れていく。

　参加費無料、定員800名。申込みは10月25日まで、参加申込フォームより受け付ける。当日の参加方法などは、11月1日ごろに登録メールアドレスへ送信予定。

◆大学入試センター・シンポジウム2024

開催日時：2024年11月9日（土）13:30〜17:00

開催方法：Zoomウェビナー

定員：800名

※定員となり次第、受付終了

※申込者多数の場合、機関ごとに人数を制限することもある

開催方法：Zoomウェビナーを使用したオンライン開催

参加申込期限：2024年10月25日（金）まで

＜プログラム＞

13:30〜13:35開催挨拶

13:35〜13:45趣旨説明

13:45〜14:00動向「高等教育段階での障害のある学生支援について―高大連携・入試を中心に―」

14:00〜14:15動向「大学入学共通テストにおける受験上の配慮について」

14:30〜15:05事例紹介「私立大学における配慮の現状について」

15:05〜15:40事例紹介「海外の試験実施機関における配慮対応と根拠資料」

15:40〜15:55事例紹介「障害者配慮の次なるステップに向けて」

16:05〜16:55総合討論

16:55〜17:00閉会挨拶

＜川端珠紀＞

reseed （リシード）公開URL：https://reseed.resemom.jp/article/2024/09/30/9555.html