明海大学は2024年8月7日、中国の遼寧対外経貿易学院と学術および教育に関する協力と、交流を推進するため連携協定を締結した。学生や教職員、研究者、教育・研究用の学術資料など幅広く交流を行うという。
明海大学は、これまでも中国との国際交流を活発に行ってきたが、さらなる連携を深めるため、8月7日に遼寧対外経貿学院と学術および教育に関する協力と、交流を推進するため連携協定を締結した。
遼寧対外経貿学院の呂克倹名誉客員教授(元在日中国大使館公使)と、明海大学と包括連携協定を締結している在日中国企業協会の王家馴会長との交流により、遼寧対外経貿学院と交流を開始。明海大学の教育や学生ベンチャーおよびVRの開発、社会的実践教育等について意見交換を行った。
遼寧対外経貿学院が掲げる「人材育成を基盤として、責任感、革新的な精神、実践能力に重点を置き、科学的精神、人文的伝統、開放性、異文化などを取り入れた応用的な対外経済・貿易の上級人材を育成する」教育方針および設置学部学科は、明海大学が掲げる建学の精神、実践教育や設置学部学科等と共通点が多いことから、双方の強みを生かし、国際教育レベルの向上と異文化コミュニケーション能力および国際的視野を備えた人材育成を目指すことで、今回の締結に至ったという。
具体的な連携事項は、学生や教員・職員ならびに研究者の交流、教育・研究用の学術資料、刊行物および学術情報の交流。また、共同研究を実施。そのほか、協定の目的を達成するために必要な事項において連携する。
調印式は遼寧対外経貿学院で執り行われ、宮田淳理事長は「両大学の国際教育レベルの向上、国際的視野を備えた人材育成および学生交流を活発にするため短期・長期研修などを充実させたい」と述べた。また、名誉教授の任命式が行われ、これまでの日中両国の教育および貿易発展の向上の功績を評し、遼寧対外経貿学院の?暁光学長から宮田理事長と王家馴会長が名誉客員教授に任命された。
明海大学は、建学の精神である「社会性・創造性・合理性を身に付け、広く国際未来社会で活躍し得る有為な人材の育成」を柱に国際性を未来志向でとらえ、今後、遼寧対外経貿学院と協力し教育研修プログラムや幅広い学術連携、人的関係を構築するなど、さまざまな取組みを実践していくとしている。
明海大学×遼寧対外経貿学院、学術・教育で連携協定
公開日時:2024-08-29 12:45:03
カテゴリ:教育行政/その他
- 学術・教育に関する協定締結式のようす
- 画像出典:明海大学
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