工学院大学は2024年6月26日、東京都立科学技術高等学校と教育連携に関する協定を締結したと発表した。協定書の調印式は6月25日、両校の関係者の出席により執り行われたという。
工学院大学と東京都立科学技術高等学校は6月25日、教育連携に関する協定を締結した。両校の相互連携により、同高等学校生徒の資質向上、ならびに理数教育、工学教育の推進・充実を図ることを目的としている。
工学院大学は1887年に開学した、4学部15学科1研究科を擁する理工系総合大学。先端領域で創成能力を発揮する高度な技術者・研究者の育成に注力している。これまでにスーパーサイエンスハイスクール(SSH)指定校や理数教育重点高等学校と連携協定を結び、理工系人材育成に取り組んでいる。
東京都立科学技術高等学校は、都立高校初となる科学技術科を設置した進学型専門高校。2024年4月に創造理数科を設置。国際的な科学技術人材育成を目指す、SSHに指定されている。科学技術の探究と実践を行うプログラムを特色とし、生徒の創造性を高める教育に注力している。
今回の協定により、SSH支援や探究活動等の連携、探究成果データベースの構築、模擬授業や研究支援の連携、教育システムにおける高大接続プログラムの開発・研究、カリキュラム・教材開発、そのほか協定の目的を達成するための連携を行うとしている。
工学院大×都立科学技術高、教育連携で協定締結
公開日時:2024-06-28 17:15:02
カテゴリ:教育行政/その他
- 東京都立科学技術高等学校の佐藤正吾校長(左)、工学院大学の今村保忠学長(右)
- 画像出典:工学院大学
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