和歌山県、教員採用試験出願状況…小学校3.0倍

公開日時:2024-05-31 14:45:03  
カテゴリ:教育行政/教育委員会

和歌山県教育委員会
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画像出典:和歌山県教育委員会
令和7年度和歌山県公立学校教員採用候補者選考試験出願状況
令和7年度和歌山県公立学校教員採用候補者選考試験出願状況
画像出典:和歌山県教育委員会
 和歌山県教育委員会は、2025年度(令和7年度)公立学校教員採用候補者選考試験(一般選考)の出願状況を公表した。小学校は募集人員110名程度のところ、出願者330名で3.0倍。小・中・高・特支・養護教諭など、全体では278名程度募集のところ、出願者1,063名で3.8倍だった。

 2025年度和歌山県公立学校教員採用候補者選考試験は、電子申請による出願を5月1日、出願確認票などの提出を5月2日に締め切った。公表された出願状況によると、小学校は募集人員110名程度のところ、出願者330名で3.0倍。2024年度よりも募集人員が50名減少しており、倍率は前年度2.5倍よりも0.5ポイント高くなった。

 中学校は全体で58名程度募集のところ、出願者249名で4.3倍。教科別にみると、もっとも倍率が高いのは社会で、6名程度の募集に対し出願者75名で12.5倍。高等学校全体では50名程度募集のところ、出願者172名で3.4倍。教科別では、もっとも倍率が高かったのは商業で、2名程度の募集に対し応募者17名で8.5倍。中・高共通では、15名程度募集のところ志願者144名で9.6倍だった。

 特別支援学校では募集人員32名程度のところ、出願者82名で2.6倍、養護教諭は11名程度募集のところ出願者70名で6.4倍、栄養教諭は2名程度募集に対し、出願者16名で8.0倍となった。

 和歌山県教育委員会では、今後6月15日に第一次選考を実施。第二次試験を8月8日(集団面接)・9日(小論文・実技)と、20日から23日のうち指定する1日に個人面接を行う。合格者発表は9月17日の予定。
<木村 薫>