熊本県教員採用の志願状況(中間)小学校0.83倍

公開日時:2024-05-01 14:45:03  
カテゴリ:教育行政/教育委員会

熊本県、2025年度教員採用選考考査 志願者数・倍率
熊本県、2025年度教員採用選考考査 志願者数・倍率
高等学校・特別支援学校教諭等、養護教諭、栄養教諭の志願状況
高等学校・特別支援学校教諭等、養護教諭、栄養教諭の志願状況
 熊本県教育委員会は2024年4月25日、2025年度教員採用選考について4月24日時点の志願者数・倍率を公表した。小学校教諭等は採用予定数140人のところ、志願者数116人で0.83倍、中学校教諭等は採用予定数87人のところ、志願者数89人で1.02倍。

 2025年度熊本県公立学校教員採用選考考査は、4月15日より電子申請にて申込みを開始し、5月2日午後5時まで受け付けている。4月25日に公表された、24日時点の志願状況(中間発表)によると、小学校教諭等は採用予定数140人のところ、志願者数116人で0.83倍。併志願を含むと、志願者数119人で0.85倍。

 中学校教諭等について、全体の採用予定数87人のところ、志願者数は89人で1.02倍。教科別にみると、もっとも倍率が高いのは保健体育で、採用予定数9人のところ志願者数30人で3.33倍。ついで社会が採用予定数13人のところ志願者数19人で1.46倍、英語が採用予定12人のところ志願者14人で1.17倍。もっとも倍率が低いのは技術で、採用予定5人のところ志願者1人で0.20倍。

 高等学校教諭等について、全体で50人採用予定のところ、志願者148人で2.96倍。もっとも倍率が高いのは公民(政経)で、採用予定1人のところ10人志願で10.00倍。ついで保健体育が、採用予定4人のところ29人志願で7.25倍、理科(化学)が採用予定1人のところ志願者7人で7.00倍、地歴(日本史)が採用予定1人のところ6人志願で6.00倍。特に倍率が低いのは、工業(繊維)、水産製造で、共に採用予定1人のところ、志願者はいなかった。

 特別支援学校(学級)教諭等の専願は、採用予定52人のところ志願者48人で0.92倍。養護教諭は採用予定10人のところ、志願者52人で5.02倍、栄養教諭は採用予定数3人のところ志願者12人で4.00倍。障がいのある人を対象とした特別選考については、小・中学校教諭等で志願者なし。高等学校・特別支援学校(学級)教諭等では4人採用のところ1人の志願があった。そのほか、志願状況の中間発表については、熊本県教育委員会のWebサイトで確認できる。

 教員採用試験の申込みは、5月2日午後5時まで。今後、6月16日に第1次考査、合格者を対象とした第2次考査を7月28日と、7月29日から8月2日までの指定された1日に実施する。第2次考査の合格発表は9月中旬〜10月上旬ごろ。
<木村 薫>