名古屋市教育委員会は、2025年度に実施される名古屋市公立学校教員採用選考試験の詳細を発表した。申込受付期間は2025年4月18日から5月2日までで、インターネットを通じて行われる。試験は1次試験が6月14日、2次試験が7月19日と20日に実施予定。障害者特別選考試験や大学3年生等を対象とした選考試験も別途実施される。
この選考試験は、2026年度の名古屋市公立学校教員の採用に向けて、専門的な知識と幅広い教養を有し、教育に対する情熱と使命感を持つ人材を選考するために行われる。試験は、1次試験と2次試験に分かれ、選考区分ごとに異なる内容で実施される。名古屋市では、障害のある人の教員採用に積極的に取り組んでいる。
応募資格は、地方公務員法第16条および学校教育法第9条に該当しないこと、選考区分に応じた教諭普通免許状を所有または2026年3月31日までに取得見込みであること、50歳未満であることなどが求められる。60歳未満まで受験が可能な特例もあり、詳細は名古屋市のWebサイトで確認できる。
選考方法は、1次試験で専門「教科」や小論文、総合教養などが課され、2次試験では実技や個人面接、模擬指導が行われる。特例制度も設けられており、スポーツや芸術の分野で優れた実績を持つ人や、英会話能力に優れた人などに対しては、試験の一部免除や成績の加点が行われる。
特例申請はインターネット申込後に必要書類を郵送で提出する必要があり、申請期限は5月2日までとなっている。特例の可否は書類審査のうえ、6月2日以降に通知される。
名古屋市教員採用試験、5/2まで受付…特例制度も
公開日時:2025-03-07 15:45:03
カテゴリ:教育行政/教育委員会
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- 試験の特例について(一部)
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- 名古屋市公立学校教員採用選考試験について
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<吹野准>
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