AI時代の教育、子供のデータ管理を考えるイベント3/23

公開日時:2025-02-26 18:15:03  
カテゴリ:イベント/教員

登壇者とイベント内容
登壇者とイベント内容
AI時代の先生を考える〜子どものデータは誰のもの?〜
AI時代の先生を考える〜子どものデータは誰のもの?〜
 2025年3月23日、東京で内田洋行教育総合研究所と東京財団政策研究所が共催するイベント「AI時代の先生を考える〜子どものデータは誰のもの?〜」が開催される。岡山大学の堀口悟郎教授をゲストに迎え、EUのデータ保護法規制についての講演や、子供たちの意見を反映したパネルディスカッションが行われる予定だ。

 教育現場におけるAIの活用が進む中、国や自治体は業務の効率化や教育の質の向上を期待している。しかし、AIに子供たちのデータを扱わせることへの懸念や危険性については十分な議論がされておらず、法整備も不十分な現状がある。こうした背景から、内田洋行教育総合研究所は東京財団政策研究所の研究プログラム「AI時代の先生」と連携し、今回のイベントを企画した。

 イベントでは、EUでの法規制に詳しい堀口悟郎教授が、子供のデータに対して厳格なルールづくりを進めるEUの最新事情を紹介する。また、これまでのイベントで取り上げてきた「学校・教師が担う業務に係る3分類」について、当事者である子供たちの声も伝える予定だ。子供たちは、登下校や休み時間などに誰にかかわってほしいと考えているのか、現場の声を聞く。

 さらに、杉並区元教育長の井出隆安氏、文部科学省総合教育政策局教育人材政策課長の後藤教至氏、杉並区立天沼小学校校長の薩摩博之氏らを迎え、パネルディスカッションを行う。子供たちの意見や法学者の視点を踏まえ、多様な観点で議論し、先生にしかできない仕事とは何かを考える。

 イベントは、内田洋行の新川本社ビルで対面形式で開催され、参加費は無料。学校の先生を中心に、誰でも参加可能で、定員は60名。申込締切は3月21日午後4時となっている。

◆「AI時代の先生を考える〜子どものデータは誰のもの?〜」

日時:2025年3月23日(日)13:00〜16:00

会場:内田洋行 新川本社ビル B1F CANVAS

対象:学校の先生を中心に、だれでも参加可能

募集人数:60名

締切:3月21日(金)16:00

参加費:無料

申込方法:Webサイトから申し込む
<荒俣れい>