教師向けオンラインサロン「授業てらす」は、2025年3月6日に、筑波大学附属小学校の盛山隆雄教諭を講師に迎え、「割合」指導の本質を学ぶオンラインセミナーを開催する。小学校算数の中でも特につまずきやすい単元である「割合」について、子供が楽しく学べる授業づくりの視点から解説する。

　「割合がわからない」「割合が苦手」と感じる子供は多く、教師も指導に悩むことが少なくない。授業てらすで学ぶ教師からも、「5年生の算数の割合で困った経験はありませんか？」といった声があがっている。問題文から立式するのを難しく感じる子供が多く、関係図の書き方を教えても、テスト後には忘れてしまうことが多いという。

　盛山教諭は、これまでの指導経験と豊富な実践例をもとに、子供が自ら考え、学びを深める授業のつくり方を提案する。「子供が夢中になる問題を用意し、そこから思考を引き出す」「問い返し発問を活用し、子供の言葉をさらに深める」といった実践的なアプローチを通じて、教師自身の指導力を高めるヒントが満載のセミナーとなっている。

　このセミナーは、「割合」の指導をよりわかりやすくしたい、「割合」の楽しさを子供に伝えたい、子供が自ら考える授業をつくりたい、算数の授業をもっと面白くしたいと考える教師に向けた内容となっている。

　盛山教諭は、筑波大学附属小学校教諭であり、筑波大学・玉川大学の非常勤講師も務める。全国算数授業研究会会長や教育出版「小学校算数教科書」編集委員などを歴任し、日本の算数教育をリードする存在として知られる。著書には「思考と表現を深める算数の発問」「数学的な考え方を育てる授業」などがある。

　「授業てらす」は、全国47都道府県から500名以上の小・中学校教員が利用する教員向けオンライン研修プラットフォーム。子供主体の授業に転換できる独自メソッドで、利用会員の96％が授業力向上および児童生徒へのよりよい影響を実感しているという。

◆「割合」指導の本質を学ぶオンラインセミナー

日時：2025年3月6日（木）19:30〜21:00

会場：オンライン

対象：小・中学校教員

募集人数：100名（先着順）

締切：定員に達し次第締切

参加費：無料

申込方法：Webサイトから申し込む

＜神林七巳＞

reseed （リシード）公開URL：https://reseed.resemom.jp/article/2025/02/26/10385.html