GIGAスクール構想による1人1台端末の整備から3年が経過し、次なるステージへの関心が高まっている。これを受けて、日本教育情報化振興会（JAPET＆CEC）は2024年12月26日に「Educational Solution Seminar 2024 in 東北」を開催する。セミナーでは、有識者による講演と約50社の展示が行われ、GIGAスクール2期や教育DX、DXハイスクールに関連する最新のサービスが紹介される。

　GIGAスクール構想は、全国の小中学校におけるICT環境の整備を目的に、2019年から本格的に始動した。1人1台の端末配布が進み、教育現場でのICT活用が進展しているが、次なるステージとして教育DX（デジタルトランスフォーメーション）が注目されている。今回のセミナーは、教育現場におけるICTのさらなる活用方法や課題を共有し、今後の方向性を探ることを目的としている。

　セミナーでは、教育ICT政策支援機構（JEIPO）の代表理事・谷正友氏が「GIGAに向けて取り組むべきこと」をテーマに講演を行う。また、工学院大学附属中学校・高等学校の中野由章氏が「学びの基盤としての教科『情報』の在り方や課題」について講演する。さらに、みんなのコードの利根川裕太氏が「生成AIの教育現場での利用について〜実践事例紹介と学校向け教材の体験〜」をテーマに、生成AIの活用事例を紹介する。

　このセミナーは、教育現場の教員や関係者を対象に、最新の教育ICT情報を提供する。展示は午前11時から午後4時まで、セミナーは午後0時30分から午後5時まで。参加費は無料で、事前申込が必要となる。

◆情報教育対応教員研修全国セミナー

「Educational Solution Seminar 2024 in 東北」

日時：2024年12月26日（木）展示 11:00〜16:00／セミナー 12:30〜17:00

会場：TKPカーデンシティ仙台 仙台AER21階

対象：教育関係者

参加費：無料

申込方法：Webサイトより申し込む

主催：日本教育情報化振興会（JAPET＆CEC）

共催：日本教育工学協会（JAET）

後援：文部科学省／総務省／経済産業省

※以下予定

宮城県教育委員会／福島県教育委員会／山形県教育委員会／岩手県教育委員会／秋田県教育委員会／青森県教育委員会／仙台市教育委員会

＜佐藤愛＞

reseed （リシード）公開URL：https://reseed.resemom.jp/article/2024/11/12/9796.html